三重県津市 M様邸 茶室増築工事
構想から完成まで約3ヶ月。
何度もお客様と打ち合わせを重ね、素晴らしい茶室が完成いたしました。
私は着工から完成後のクリーニングまで度々現場に訪れていたのですが、印象的なのは床柱です。木肌は鮮やかで綺麗な艶があり、どっしりとした重厚感を感じます。
こちらの木は大工さんがずっと大切に保管してきた樹齢500年の杉の木です。
お客様に大変気にいっていただき、今回使用させていただきました。
相手柱には茶室やお寺の建設に使われる錆丸太を使用いたしました。
表面は黒色・白色そして少し赤色が混り、人間の手ではだしえない独特の風情をかもし出している木材です。
内壁はクロスではなく珪藻土を塗り仕上げました。珪藻土は調湿性能や脱臭性能、防火機能に非常に優れています。
珪藻土の原料は珪藻と呼ばれる植物性のプランクトンが、海底や湖底などに堆積してできた土です。
拡大して見ると細かな孔(穴)がたくさんあり、その孔(穴)に湿気やにおいなどが入り吸湿性、脱臭効果を発揮するんですね。
身近な所では七輪などの材料にもなっています。
自然に存在する材料ですので、健康住宅に適した壁材といえます。
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